2015年9月に国連サミットでSDGsが採択されて以降、持続可能(サステナブル)な企業活動が求められるようになっています。私たちは藻類を通してそれらの課題解決のお手伝いをします。
世界人口の急激な増加に伴うタンパク質消費の増大と生産のバランスの崩壊は目前に迫っています。これは「タンパク質クライシス」と呼ばれ、牛肉のように水や飼料を消費してタンパク源を得るこれまでのやり方に加え、新たなタンパク源が求められています。大豆タンパクに代表される植物性タンパクが代替タンパク質として利用されていますが、これら植物も水と土地を消費します。そこで着目されているのが藻類です。
藻類は陸上植物に比べて成長速度が速く、農耕地を利用しないことから持続可能(サステナブル)なタンパク源として着目されています。また、二酸化炭素を吸収して有機物を生成することからカーボンニュートラルの観点からも注目されています。
さらに、人生100年時代で健康寿命への意識が高まる中、化学合成品を避ける流れが欧州を中心に生まれています。藻類は、カロテノイド類やEPA,DHA、不飽和脂肪酸を生成し、天然由来の機能性成分源としての活用が進んでいます。
このような時代背景の中、私たちは企業の皆様の新たなチャレンジにおけるソリューションやコンサルティングを提供しております。
このような事業テーマに対して、専門スタッフが皆様の状況を丁寧にヒアリングして課題解決に向けて取り組みます。
受託研究や共同研究・開発で個別に契約を締結し、厳重な情報管理のもと、共同で課題解決にあたります。
このような課題に対して、私たちの持つ藻類ライブラリー、スクリーニング、育種、培養技術、といった技術資産を活用して解決にあたります。