アルガルバイオは、「Cultivating Algae’s Potential, For a Better Future~藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する~」をスローガンに、東京大学における20年以上の研究成果を基に創業された藻類バイオテックベンチャーです。
私たちの企業理念「To Become the Global Leader in Clean Technology~世界No.1のクリーンテック企業になる~」は、より良い地球環境を引き継いでいくために、『消費』型社会から『循環・共生』型社会への転換を目指す、私たちの強い想いを表しています。
斯様な理念達成の為には、「藻類」の産業利用を加速させていく必要があります。その鍵となるのが、当社が描く「藻類プラットフォーマー」としてのマーケットイン型の研究開発経営です。 「藻類」の裾野を広げていく為には、市場のニーズ・シーズに適したプロダクトやソリューションを開発することが不可欠ですが、藻類を扱う多くの企業が単一特定の藻類株を用いて用途開発を進めるプロダクトプッシュ型が主流です。
当社は幅広い顧客ネットワークから得られた様々な市場のニーズ・ウォンツをどの様に実現することができるか?その答えとして、東京大学での長年の研究で培ったユニークな藻類株ライブラリーや育種技術といった技術基盤に培養ノウハウを掛けあわせることで、最も適したソリューションを提供する世界的にも稀な企業の一つです。
斯かる理念の実現に向けて、まず、機能性が確認される物質を生産する藻類株の機能を解明し、大量培養を実現することにより先ずは健康・美容領域に活用できる素材の開発およびそれら用いた商品展開を目指しています。更に、生産規模が必要とされる食料領域へ展開すべく、大量生産とコストダウンを実現する技術開発を進めています。また中長期的には、バイオ素材やエネルギー分野への展開を目指し、石油・ガスに代わるエネルギー資源として藻類の生産・回収・抽出・加工・流通・販売というサプライチェーンを構築することで、石油に頼らない、太陽光をエネルギーとする社会の実現を目指しています。
我々の理念達成には様々な分野で強みを持つ外部機関との連携・協働が不可欠であると強く考えており、創業母体である東京大学のみならず、複数の大学や研究機関との共同研究に加えて、JST/OPERA、NEDO/STSなど産官学連携によって当社技術基盤の更なる先鋭化を継続しています。
また、公益財団法人千葉県産業振興センター・東葛テクノプラザ、つくばイノベーションアリーナ(TIA)、TXアントレプレナーパートナーズ(TEP)、公益財団法人ひまわりベンチャー育成基金など、創業の地に根差したご支援を頂いております。